狂っていたのは天才だった☆

  • 2015/07/26(日) 07:10:34

「狂ってたのは、俺か、時代か?」

センセーショナルなコピーにつられて見てきました、「川鍋暁斎展」in三菱1号美術館

浮世絵を見ると、当時の絵師たちには、日本の風景や女性たちがこんな風に見えていたんだなと思っていましたが、

暁斎の絵は、浮世絵を3Dにした感じで、芸術性が現代人でもよくわかるようで、

こういう人を「天才」と呼ぶのでしょう。

いるんですね。たまに。こういう時代に愛された「天才」が。

才に恵まれ、思う存分没頭し、それが許される人。

ダ・ヴィンチの生まれ変わりかと思いました。

自らを「狂斎」と名乗るくらい描いて描いて、描きまくった人ですが、

美人画は超美人だし、

地獄絵でさえ、怖いんだけどどこか愛嬌があるし、動物や童や、妖怪に至るまでとにかく可愛らしくて

対象物に対する愛情さえ感じます。

ひとつひとつの絵を、春画さえ

こんなにじっくり見たのは初めてでした。

まるで暁斎の頭の中をのぞき込んでいるような錯覚さえします。

そして、暁斎の世界に遊ぶことが楽しくて、心地いい。

可愛い童が遊んでいても、何気に河童がいたり、

愛嬌たっぷりの七福神様が追う鯉にネズミが乗っていたり、

またその絵のそれぞれに風を感じ、声を聞き、

クスリと嗤う。

そんな世界の暁斎展は、静か~な美術館ですが、賑わいを感じます。

大人だからこそ楽しめる絵画展なのかな~?

関連記事
スポンサーサイト

トラックバック

この記事のトラックバック URL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント:

この記事にコメント:する

管理者にだけ表示を許可する