百田さんの「影法師」 読んでみた!

  • 2014/02/20(木) 16:21:37

久しぶりの時代小説、一気に読みました。
影法師


下士から筆頭老中にまで上り詰めた勘一と、竹馬の友彦四郎の物語。

武士の世界の理不尽な世界に生きなければならない二人の運命に、やるせなくて涙が止まりません。

身分の違いがありながら武士としての矜持を胸に、何よりもまっすぐに、まっとうに生きた二人。

幼いころから文武に優れ将来を約束されたも同然の彦四郎と、幼いながら家計を助けるため内職をしながら精一杯生きる貧しい勘一。

二人の運命の歯車はあるきっかけで光は影へ、影は光へと交錯してゆく。

この武士の封建社会ってのが、何とも理不尽で、残酷な世界。

「必殺仕事人」で菅井きんさん扮する姑が、藤田まことさんを「婿殿!」と呼ぶシーンがあったけど、

婿に行けただけで本当に良い方の生涯で、武士の次男三男は過酷な運命が待っていたらしい。

だから14,5の少年たちが自分の将来のために必死に自分を磨き、縁のないものは一生座敷牢に入れられるような生活を余儀なくされる。

そして勘一は、運さえ味方につけ異例の出世を遂げて行き、

彦四郎は不遇のまま生涯を終えてゆく。

筆頭老中となった勘一は彦四郎を探すが、彦四郎の人生が明らかになるにつれ、

誰より大事な彦四郎が、自分の影となる人生を自ら選んだことを知り、男泣きの勘一のシーンで物語は終る。

その時始めて私は題名の「影法師」の意味を知ることになりました。

これね、大河ドラマでやってほしいなあ・・・百田さんNHKだし・・・

もしやってくれたら、ラストシーンがわかっていても多分最終放送で私は泣いてしまうと思う・・・

歴史上の人物じゃないとだめなのかしら?





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