負への共感!

  • 2013/10/04(金) 23:28:06

色々な場面での不平不満を誰かと共感しあうというのは、一見、一時的には気持ちのいいものだけど、

実は大変に損なことでもある。

でも社会の一線から退いて、余りに孤独で長い時間を持て余している父は、

とくに「負」の部分に共感して欲しいようで、

母が繰り出す自分を正当化するための(呆けていないから車を運転してもよい、とか)嘘やその場しのぎのごまかしに一喜一憂し、

振り回され、

突き放され、

そして、行き場のない自分の感情を仕事中の会社にきて吐露する。

もう、くりかえし、繰り返し。

もうそういうの、止めようよ、とわたしがいう。

いちいちああ言った、こう言ったと言ってても全てが本当のことでもないし、ワザワザ関わるの止めようよ。

でもその一つ一つの言葉こそを父は私たちに訴えて、全く困ったねえ、まったくしょうがないねえ、と一緒になって言って欲しいらしい。

でもこの不景気の中での経営や、じぶんのやりたいこともあるし、両親の堂々巡りに付き合えるはずもなく、

結局、子供たちに拒否されたと父は、

全く話もできやしないとプンプン怒りながら帰っていく。

あーあ、怒っちゃった・・と私と弟はまた、溜め息をつく。

人は年をとると、理性が無くなった分元の性格の悪い部分が余計ヒドくなってくるようで、

家にはジャイアンがふたりいるようなものだ。

ああはなりたくないなあ、と思う私は人から見れば冷たい娘なのだろうけど、

理性のとんだ人間は心の中に獣を抱えていて、突然とんでもない言動をするので、こちらとしては受け止めきれない。

以前、取引先の人が、暴言を吐く母親の介護で参ってしまっていたことがあった。

一見穏やかそうにくらしていても意外に困っているお宅もあるようだけれど、

自分自身が穏やかに大人しく年をとるには、どうしたらいいんだろう?

両親が自分の20年後だと思うと、なんだかそら恐ろしくなってくる。

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