理性の無い老人の喧嘩!!!

  • 2013/07/30(火) 09:32:45

数日前から免許証がないと大騒ぎの母は、免許証の再発行日にもあれを忘れた、これがないと、

結局足りないものがあって予定の日に再発行は叶わず、そいうきっかけでちょっと混乱がひどくなる。

ちょっとこれ見て。と何かを差し出す。

何か知らないけど、免許証がふたつもあるんだよ。

見ると、後期高齢者の保険証の去年のと今年のが2枚。

これ、免許証じゃなくて保険証でしょ。

え?・・・

だから、お医者さんに行くときに使う保険証でしょ。

じゃ、なんで2枚ある?

うん、1枚は古いから私が処分しておくよ。いらないやつだからね・・・

ああ、そう・・・ところでさ、免許証があったんだよ。と言って財布の中から1枚の免許証をとりだす。

無いと思ったから再発行頼んできちゃったんだけど、これどうしたらいい?

あ~、やっぱりあったんだ・・・とよく見てみると、

なんと!そこには見慣れた他の顔写真が・・・

父の免許証!!!

え??? なんで??? なんでお母さんが持ってるの?

さあ、知らない・・・

ええ~っ!!

とりあえず、免許証を持っていくまでどこにも出かけないよう父に電話すると、

何やってるんだ!あいつは!!!と大激怒 その電話で、あれもこれもと母の失敗をあげつらいますますヒートアップもう止まらない・・・

違うでしょ、お父さん・・・と私はなだめる。

お母さんが免許証を無くして捜した時に、二人の財布が似ているから勘違いして自分の財布から、ほらあったじゃないか!!って自分でお母さんに渡しちゃったんでしょ・・・

う・・・ 論破された父はまだ何か言いたいようだったのを抑えて電話を切ったのだけど、

毎日のように大声でいつもケンカしているという両親の生活を見てると、私もちょっと腰が引ける

自営業で職人気質できた父はもともとが頑固で偏屈なので、年をとったら我慢がますますきかなくなり、

わがままで自分勝手な母は呆けかかってますます自分勝手で、呆けている割には父に怒鳴られると一歩も引かず、理屈で怒鳴り返し、不思議なことにそういう時は実にはっきりしていて、弁が立つ。

二人とも二人で生活することにうんざりしていて、だけど相手が老人ホームに入ってくれれば自分は家でゆっくりできて清々する。それどころか早く死んでくれればいいとさえ心の中で思っているが、

子供としてはそんな両親の黒い部分を一応気づかないふりをする。

今、老人の一人暮らしが問題になっているが、実は二人暮らしも問題なのである。

母の薬の管理など、別居していても週に一度くらいは実家に行くし、両親も足が元気なのでしょっちゅう会社に来るし、問題は無いように見えて実は精神的に大変な遺恨を残しているように見える。

子供としては、自分たちの穏やかな生活を守らなければ共倒れになることが容易に想像できる。

そしてこれは20年後の自分たちだと思って私は両親を見ている。

どんなことで失敗するか、どんなふうに傷ついて尊厳を損なわれると混乱しやすいかとか、どういう言葉をかけて欲しがるのかとか、

例えば薬を飲み忘れてしまって混乱がひどくなってもそれは仕方のないことで、決してせめてはいけないとか、

そういうことをいちいち許せないから父はいらいらするので、

良いじゃない、そんな事。自分だってそんな間違いしょっちゅうだよと、大したことじゃ無いじゃん、どうでもいいことなんだよと繰り返し説得する。

薬を飲み忘れたせいでますますボケがひどくなったとしても、それは仕方のないことなんだよ、と。

最近の高齢者集落で起きた殺人事件に最初は驚いたけれど、年寄りの理性の欠如を目の当たりにしている私は、いかにもありそうなことだと思っている。

そしてこの先、この「平成の八つ墓村」事件はあちこちで頻発すると思う。

それほど老人の感情の起伏は激しくて、子供である私たちは自分が医者通いして胃薬を飲みながら対応している羽目なのだ。

老人向け専門カウンセラーが何らかの形で必要な時代になったのかもしれない。

そして、その主役は多分、私たちの世代なのだと思う。



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