寄り添う・・・

  • 2012/05/01(火) 14:26:58

乙武洋匡さんのインタビューを読んだ

「結婚」がテーマで ご本人は非常に照れていたそうだ。

大学時代に知り合った「ものすごく非社交的」な奥様とは同じサークルに所属しながら、共通の趣味もなく、性格も正反対。

しかしながら飾らない素朴さと、ゴキブリを新聞紙を丸めてバ~ンとたたきつぶす男前っぷりと、封筒のセロハン窓のセロハンをせっせとはがして分別している姿に感動して「ぜひ結婚していただきたい」と思ったそうだ。

4年の交際、今年結婚12年を迎えるが、結婚5年目にふと奥さまがもらす。

きっと私たちがいいのは、今まで一度も盛り上がりもせず、盛り下がりもせず、低空飛行のまま、淡々と来たのがよかったんじゃないかしら?

男としては、盛り上がりもせずってどうなの?と思ったが、まあ長続きの秘訣かな?と乙武氏は言う。


乙武氏は小さいころから毎日、「今日も愛しているぞ~」と言ってくれるお父様が大好きだったそうだ。

氏が20歳になったとき、お父様に「実は、今までどっかでお前にびびっていた」と打ち明けられる。

「いつか、何でこんな体に生んだんだってお前にかみつかれる日が来るんじゃないか」と。

生んでくれたことに感謝こそすれ、恨んだことなんて一度もないのに、父にそんな思いをさせていたなんて。とお父様に申し訳なく、とにかく安心させてあげたくて、もし自分がお父様だったら何が一番心配かと考えた。

まず、社会人として仕事をもって食っていけるか。

もうひとつ、結婚して家庭をもてるか。

仕事は、多くのメディアにださせていただいてお父様に見せられた。

そして、病気で入退院を繰り返していたお父様が生きているうちに結婚の報告をしたいと、奥さまの大学の卒業式に籍を入れて、報告も無事済ませた。

その一ヵ月半後にお父様は亡くなった。

現在は4歳と1歳8カ月の二人の男の子の育児に追われる毎日。

出産は大きな感動だったが、

自分はこういう体でも今までつらい思いをしたことがいちどもなかった。

でもこの体ではおむつを替えてやることが出来ない。そう思うと無力感に襲われた。

その気持ちを伝えると奥さまは

ママ友と話してると、結構ほかのパパたちだって手伝ってないみたい。手足があって出来るのにしてくれないと腹がたつけど、最初から出来ないってわかってるから腹も立たない。逆に、子育ての中で行き詰ったとき、話を聞いてくれて一緒に考えてくれるパートナーがいる方が心強いのよ。

それを聞いた乙武氏、ちょっと泣けた、そうだ。

長男が1歳半くらいの時、教えたわけでもないのに自然に乙武氏の手伝いをしてくれるようになった。

自分のおむつも取れていないのに、氏がトイレに行くとパンツをおろしてくれたり、2歳になった頃には電動シェーバーでひげそりをしてくれる、今ではワイシャツを着せてくれる。
父としていろいろしてあげられないもどかしさ、申し訳なさは有るけど、逆に親父がこうだからこそ学んでくれる部分があると思うと救われますね。

僕ら夫婦のバランスのとり方があって、もうひとつ、相手側の立場になったものを考える。そうすると、自分が少ししんどくても頑張ろうと思える。
理想って、前の方にあってそれをめがけて歩んでいくと思いがちですが、僕は、後ろにあればいいと思ってるんです。毎日お互いがベストを尽くし一歩一歩進んで、ふと振り返ったときにそこに理想ができていた、というふうに。それが理想かな?

このご夫婦、確かに盛り上がりには欠けるのかもしれない。

しかし、実は静かだけど強い盛り上がりがあって、それは冷静なだけなのだと思う。

何よりお父様や奥さまやお子さんへの愛情があふれているのに、押しつけがましくなく、、信頼感に満ち満ちているではないか。

愛情を、相手に対する期待を、そして見返りを押しつけがちなのに、いわば一歩引いた寄り添い方なのだと思う。

引きの愛。

幸せの秘訣なのかもしれない。

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まとめtyaiました【寄り添う・・・】

乙武洋匡さんのインタビューを読んだ「結婚」がテーマでご本人は非常に照れていたそうだ。大学時代に知すごく非社交的」な奥様とは同じサークルに所属しながら、共通の趣味もなく、...

  • From: まとめwoネタ速suru |
  • 2012/05/01(火) 17:01:23

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