勘違い~レレレのレ~☆

  • 2016/03/02(水) 12:14:24

いい話も使い方で本当の意味を理解しないというお話。

仏教法話のシュリハンドクの話です。(もちろんご存知の方も多いと思いますが)

知的障害で生まれたシュリハンドクは、とてもいい人であるが、とても覚えることが苦手であった。

お釈迦様のお話が素晴らしいと聞き、それを聞きに行ったシュリハンドクは、

その素晴らしい話にたいへん感動し、すぐお釈迦様の弟子になった。

毎日毎日のお話を聞くことはとても充実していて、楽しくて仕方ないのだが、

覚えるのが苦手なシュリハンドクは、その大好きなお話を覚えていられないので聞くそばから忘れてしまう。

周りの弟子たちは、お釈迦様のお話を覚えていて、身につけて、どんどん覚醒していくのに、

シュリハンドクは忘れてしまうので、一向に覚醒できない。

ある日、シュリハンドクはお釈迦様に尋ねた。

私は一向に覚えられないのですが、どうしたらいいのでしょう?

シュリハンドクよ、「塵を払え、垢を払え」 これは覚えられるか?

はいそれなら覚えられます。

それならシュリハンドクよ、それを唱えながら、私の周りを掃き清めなさい。

それから、シュリハンドクは来る日も来る日も「塵を払え、垢を払え」と言いながらお釈迦様の周りを掃き清めた。

ひたすら、唱えながら掃除をしたシュリハンドクは、

ある時、覚醒した。

というお話。

私はこれを聞いたとき、ああ、おそうじすることってやっぱりすごいんだな(単純!)、

そして一つのことをやり続けることが大事なんだなと思った。

それは間違った解釈ではないだろうけれど、実はそんな単純なものではなかったのだ。

シュリハンドクは、過去世の人生ではたいへん聡明で勉強家であった。

人一倍よく覚え、よく考え、しかし覚醒するまでには至らなかった。

シュリハンドクはその聡明さゆえ、答えを外に外に求めたのだ。

自分自身が覚醒するのに、自分の内側を見ていなかった。

ゆえに、今世ではあえて頭でっかちにならないために、この人生を選び、

叡知を自分の体に落とし込むことをしたのだ、という。

そのことを見抜いたお釈迦さまはシュリハンドクに「塵を払え、垢を払え」というマントラを与え、掃除をさせたのだという。

深い!

ちなみにこのシュリハンドクは「レレレのおじさん」で、

「レレレ」はマントラなのだそう。

ってか、「天才バカボン」深すぎる!!




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