地形の利☆

  • 2017/03/31(金) 22:22:29

久しぶりに富士山の麓に行って気づいた事がある。

あの辺りは、

どこの路地を曲がっても坂道。

街中の、一見平らなところでも微妙に上り下りがある。

広大な関東平野に住んでいる関東人には分かりにくいのだけれど、

住むところは平ら、ではない。

あの、美しい、唯一無二の富士が見えるところにある町である。

つまり、足元。

平らなわけはない。

加えて、私の遠い記憶によると、

あの辺りの多くの少年たちは、サッカーボールやグローブやバットをもって歩いていた、と思う。

50年前の光景。

だから私は群馬の少年たちがそういうものを持って歩いていないのを不思議に思っていた。

それから時は10年近くたち、静岡の高校は野球王国と言われ、

強い野球高校生たちが新聞を賑わせた。

そのあともサッカー王国と云われたり、

なかなかスポーツが盛んな県であった。

今ならわかる。

町を歩いていると、普通に嫌でも足腰を鍛えてしまうほどの坂道の町で走り回り、

ボールに親しんでいれば、

40年暗い前なら軽く全国大会も狙えただろう。

では私は当時どうしていたかと言えば、

小さい頃からとにかく歩くのが苦手で、

遠いところに行くときは、いとこにおんぶしてもらうか、自転車の後ろにのっかっていた。

私があの土地で育ったとしても、

『地の利』は無かったに違いない。



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